若手研究者支援事業:「グループへの助成金の支給」について

2025年総会で、新規事業「若手研究者支援事業:「グループへの助成金の支給」」を開始することが決定しました。詳しくは以下の通りですので、奮ってご応募ください。

(1)支援事業の概要
若手研究者を中心とするグループに対して助成金を支援する。助成期間は1年とするが、連続3年間までの再申請を認める。

(2)助成対象と審査

  1. 「若手」研究者5名程度 を1グループ として、毎年新規の2グループまで に対して20万円を助成金として支給する。「若手」は博士(後期)課程入学後10年以内の研究歴のものとする。なお、ひとりのメンバーが複数のグループに所属することは原則として認めない。
  2. グループの構成メンバーは全員が日本都市社会学会員であることとする。ただし「若手」は3名以上参加していれば可とする(メンターがメンバーに加わることを排除しない)。なお2025年度の支援対象者は、2025年度4月末日現在で会員資格を持つ会員のうち、年会費の滞納がない者とする。
  3. 助成を希望するグループは期日までに申請書を学会事務局に提出する。採否は理事会で審査する。


(3)助成金の運用

  1. 助成開始の段階で、助成金を一括してグループに支給する。各研究グループは会計担当者を決めて会計管理し、年度末に信憑書類を提出する。年度末に資金の余剰が出た場合には学会に返納する。
  2. 会計年度は単年度とし、年度末に会計報告を行う。学会監事による監査を実施する。


(4)報告義務など

  1. 支給を受けた研究グループは、支給を受けた翌年度のニューズレターまたは『日本都市社会学会年報』において「研究活動報告」を行う。なお、『日本都市社会学会年報』以外の専門誌に投稿した場合、本支援事業の支給を受けたことをクレジットしていれば、その投稿で代替することができる。また連続3年間の支給を受けた場合は、その翌年度の11月締切の『日本都市社会学会年報』に論文を投稿することとする。投稿は、グループメンバーの単著または共著を問わない。
  2. 金銭管理が不適切であったり、報告義務が果たされなかったりした場合は、助成の取り消しまたは当面の受給資格の停止の措置を行う。


(5)応募方法と締切
応募用紙を用いて応募書類を作成し、学会事務局にメールで提出すること。応募締切は2026年1月31日。応募用紙はこちらよりダウンロードできる。